2012年3月29日木曜日

EverQuest:番外編「構成具体例」

以前記事にいたしましたクラス紹介を元に、各クラスの特徴を活かした2box構成の具体的な例を紹介していきたいと思います。

Free Memer無料体験構成
WAR + CLR(DPS merc x2 or Tank merc)
WAR + WIZ(Heal Merc + DPS or Tank Merc)
WIZ + CLR(Tank merc x2 or DPS merc)
ROG + CLR(Tank merc x 2 or DPS merc)
ROG + WIZ(Tank merc + Heal merc)

 以上になると思います。WARとROGの組み合わせが無いのは、操作量が多くて大変なことと、一切魔法が使えなくて厳しいという理由で除外しています。 ポイントはやはりCLRとWIZをどう組み込むかです。

 CLRをプレイヤーキャラに入れるメリットは、このクラスの持つHealやBuff以外の魔法がとても重要だからです。対Undead系のDDやStun、そして特に重要なのがLull系呪文です。この魔法により敵の数を事前に減らすことができるため、冒険が楽になることでしょう。Rootも重要ですが、これはWizでも詠唱可能です。

 WARを入れるメリットについてはあまり説明の意味がありませんね。ずばりTank mercが控えめにいってもおバカさんだからです。自分でTankをしたほうが冒険は遥かに安全でしょう。

  WIZを入れるメリットは、やはりEvacと範囲Snare呪文。このふたつがとても有効だからです。少ない操作量で攻撃力が高いのも魅力です。

  ROGをWIZの代わりに入れるメリットは、実はあまりありません。彼の持つステルス能力にどれほどの魅力を感じるかが選択のポイントになります。「とにかく俺はさいっきょおおおおおダメージを叩き出したいんだよー!」という方にはメリットもクソもない話ですが。

 とりあえず初心者の方はCLRかWIZのいる構成で遊んでみるといいかもしれません。


  次はGold Member向け。上記のWAR+CLRをベースに、もう少しユーティリティを加えてみた構成です。

PAL + SHM or DRU
SHD + SHM or DRU
思い切ってSHM + DRU

 Paladinのメリットはclericと同様にroot,stun,lullのみっつで、考え方も同じになります。CLRでやりたかった仕事をtankにまわせるため、相棒の自由度が広がりますね。Heal mercがいると悲しいので相棒にDRUかSHMを用意するといい感じになります。

 ShadowknightのメリットはDarknessによる足止めとFDによる生存性。summmon corpseはおまけ程度に考えておきましょう。敵を逃がさないようにできる職業の中で、一番防御力が高いのがこのSHDになります。そして防御力を落としてアタッカーになったのがRangerという考え方で大体あっていると思います。(本業の方に怒られるかもしれませんが)

  DruidのメリットはWizardの火力を少し落としただけで、Healを含めた様々なユーティリティを獲得できることです。ただし、Slowもない上に中途半端な防御魔法しかないため、本人の肉体の脆弱さもあって、Shamanよりも防御面に不安が残ります。野外に限りですがHarmonyで敵の数を減らすこともできます。

 ShamanのメリットはSlowです。これに限ります。それ以外の能力に関しては、他のクラスが専門だったり、代用が効くものばかりなので、シャーマンのセールスポイントとはなりにくいです。Haste系の魔法を得意としているため、相棒は近接系がよろしいかと思います。

 アタッカーをやりたいひと向けの構成案

ROG or MNK or BER + DRU or SHM or CLR
ROG or MNK or BER + PAL or SHD
RNG + SHM or CLR
RNG + PAL
BST + DRU or CLR
BST + SHD
RNG + BST
WIZ or MAG or NEC + CLR or DRU or SHM
WIZ or MAG + WAR or PAL or SHD
NEC + PAL
WIZ or MAG or NEC + ROG or RNG or BST or MNK or BER
WIZ or MAG or NEC + CLR or DRU or SHM

  なかなか難しいですね。上記のように、かなり自由度が高いと思います。まずはやりたいattackerを決めてから、その相棒を探してみるのが良いかもしれません。他にも意外といけそうな組み合わせがあるかもしれません。

  Support Classを組み込んだ構成案

ENC or BRD + WAR or SHD or PAL
ENC or BRD + ROG or MNK or BER or RNG
ENC or BRD + WIZ or MAG
ENC or BRD + CLR or DRU

  意外とオススメできる構成が少ないです。Support Classと仲が悪い職業がSHM,BST,NECと多いためでしょうか。
 イチオシなのがやはり自分がやっているSHD + ENCの構成。ENCはmezやslowなどでどうしても高いhateを稼いでしまうため、迅速にHateを稼いでくれるSHDと相性が良いのです。またSHDが持つDarknessのおかげで安定感も高まり、死んだ振りの能力はEvacの代わりとして運用可能なのです。SHDの弱点であるマナリソース不足も、ENCの援護により改善されます。
 
 
 

2012年3月28日水曜日

EverQuest:Crypt of Dalnir

 Warsilk Woodでの修行を終え、Dalnirの内部へと進入した一行。この地には一体なにがあるのか・・。


大変混雑しております
まぁモンスターだらけなんですけどね!このダンジョンは狭い通路が続いており、モンスターの密度がKurn's Towerより桁違いに高いです。常に2~5体くらいのモンスターに囲まれることを想定しておきましょう。Lull系の呪文で数を減らすなりしないと、その数の多さに圧倒されてしまうかもしれません。

Linkする敵と、しない敵がいます。相手の種類を良く見て、戦術を立てるとおもしろいと思います

ダンジョンの浅い部分では最低でも25levelはないと攻撃があたらず、魔法も通らない可能性が高いでしょう。やはり足の速いモンスターが存在するため、足止め系の呪文も欠かさずに。もし一体でも敵を逃がした場合、とても狭いダンジョン故にあっという間に敵の大軍隊が編成され、あなたを抹殺しにやってくることになります。Train to Zone !

次々と襲い掛かってくるモンスターを退け、ダンジョンの深部までやってきました。一見すると行き止まりのようにも見えますが・・
暗くて荒い洞窟を抜けると、妙に美しい建物があります。どこか宗教的で、それと同時に妖しさが立ち込めています。


上の写真のちょっと出っ張った棺?のような部分。実はこの中に穴が開いており、そこから飛び降りることで更に深い部分に侵入することができます。しかし一度ここから落ちると、物理的な方法ではダンジョンを出ることが不可能になります。もちろん命知らずの四人は嬉々として飛び降りていきます。
Iksarの戦闘用進化型の生物として知られるSarnark
  深部にはたくさんのSarnark達がいました。しかも彼らのほとんどは強力な呪術師で、どうやらここで怪しい宗教を開いていたようです。彼らはIksarにとっての永遠の仇敵なのですが、奥深い森の中の天然のダンジョンとはいえ、Cabilisのすぐ近くの場所に潜んでいるというのは穏やかな話ではありません。一体彼らは何を企んでいたのでしょうか・・・。呪文を中心に攻撃してくるため、Slowはあまり有効とはいいがたく、むしろ詠唱をストップさせるスタンが効果的かと思います。


 さらに奥に存在するSarnark達の教会。彼らはここで毎日祈りを捧げていたのでしょうか。あまり穏やかではない神に。大勢のSarnarkの信徒たちがたむろしている以外は、特に何もありませんでした。1時間ほど辺りを散策してみたものの出口らしきものも見つからず、深夜の時間ということでここで切り上げとなりました。一応のDungeon制覇ということにしたいのですが、ここにはまだ何かありそうな気がします。勇気と探究心のある冒険者の方!Crypt of Dalnirのなぞを解き明かしてみてください。





EverQuest:Warsilk Wood

  Dalnirへと向かう途中、Warsilk Woodにて

森の奥に何かが・・
   なにかな?と思って近づいてみると・・・




うっひゃ~!デカイ! 突然巨大なル○ージに襲われてしまいました。各上の相手ではありますが、相手は一人でこちらは四人。勇気をもって戦います。(リンチともいいます)

胸毛がやたらとリアルです。
なんとかForest Giantを倒した四人。一番近くで戦ったShippeは後に「あれは○イージではなく、むしろさいとうた○をだな」と語っていました。






Giantがニクを上手に焼いている図



どうやらこのあたりはGiant達の根城らしく、Giantサイズの小屋や塀などがあり、あちこちにGiantがいました。


そこらじゅうに赤や黄色やらの各上GiantとGoblin。Dalnirに向かうにはまだ時期尚早だったらしい。せっかくなので観光がてらこのあたりで修行することとなりました。(引き返すのも大変ですしね)


Goblinのshamanは独自の化粧をしています。彼らがSoWの魔法を各個体に配っている模様です。
死闘を演じる4人
Giantもそうですが、森で出会うモンスターのほとんどは移動速度が非常に高いです。彼らを倒すことができたとしても、ものすごい速度で逃走を図ろうとするため、足止めの呪文をきっちり当てていく必要があります。


また、モンスターの密度自体もなかなか高く、次々と増援が現れては各個撃破していき、最終的にはプチ戦争状態にもなるかもしれません。

2012年3月27日火曜日

EverQuest:番外編「2box編成考察2」

前回の続き。

Attackers
  遭遇した敵をすばやく撃破し、自らはあまり攻撃を受けないよう華麗に立ち回る職業。MMORPGでもっとも人気の高い役割です。接近戦ではRogue,Berserker,Monk,Beastlordが得意とします。遠距離戦ではWizard,Necromancer,Magicianとなります。強列なダメージを叩き込み、爽快感があって楽しいですが、一番Mercenaryに任せてしまって大丈夫な役割でもあります。この辺りの選択が一番の悩みどころかもしれません。MercenaryではRogueとWizardが選択できます。

Rogue
  最強クラスの近接攻撃能力に加えて、Sneak&Hideによる高いステルス性を持ちます。ダンジョンの偵察、敵のPull要員としてはMonkと甲乙付けがたく、優秀な専門職です。弱点はBackstabという能力の特殊性で、敵の背後をとらなければ十分な火力を提供できないことです。そのため、Chainmailを装備しているにもかかわらず、彼らは緊急時のSub Tankとしては不適格なのです。2boxで遊ぶ際にもこれは地味に操作量の増加として響き、少々面倒に感じるかもしれません。一方ライバルのMonkは防御力こそ見劣りしますが、どのようなポジションでもしっかりとダメージを与えるため、この点で有利不利が分かれています。EQで唯一武器に毒を塗ることができる職業で、その威力はとても強烈です。Free memberでも作成可能です。

Berserker
  Rogueの特性をひっくりかえしてみたような職業です。遊んだことが無いのであまりえらそうなことは書けません。RogueのBackstabとは逆に、敵の正面から攻撃を加えて活躍する職業です。これの利点はいうまでもなくSub Tankをしながらattackerの役割をできることですが、その代償として常にBlockやParry、Riposteの脅威に晒されます。この点から、attackerとしてはRogueに一歩譲ってしまうのかもしれません。ステルス能力はありませんが、Leg Cutという技で鈍足効果をもたらせたりと、柔軟性を持ちます。

Monk
  近接系でもっとも軽快な動きをするAttacker。回し蹴りや正拳突きなど、独自の攻撃モーションで楽しめます。攻撃力が高いのは当たり前ですが、Monkはさらに死んだ振りの能力ができます。日本でいうところの修行僧なのに、なぜか彼らはこの能力が得意な職業です。ひょっとして欧米での僧侶達の修行は、このちょっと情けない奥義の練習から全てがはじまるのかもしれません。すばらしいattackerであると同時に最高のPullerでもあります。弱点は、重い荷物を持つと能力が低下してしまうことです。相棒に荷物持ちをやらせましょう。HPはある程度伸びますが、皮装備なので緊急時以外でのTankは厳しいかと思われます。

Beastlord
  一風変わったHybrid系Attacker。MonkとShamanの中間に近い職業です。本体の近接攻撃能力自体は低く、Bardとほぼ同程度となっております。主役は彼らが使役するペットで、Beastlordはこれを支援するための様々な魔法を習得します。覚える魔法の系統はShamanにそっくりですが、Hybrid故に威力は下回ります。ENC、SHMがいない場合のSlow要員として働くことができます。Petはなかなかに頑丈で、自身もpet専用の回復魔法をCleric並みの速度で覚えるため、Sub Tankをやらせることも可能です。Monkにあるような、重量物による能力の低下はありません。皮装備に加えてHPの伸びも悪く、本体がやられやすいのが弱点です。死んだ振りはできません。

Wizard
  強力な重い一撃を繰り出すことができる、魔法系Attackerの王様です。マナの要領さえ許されるならば、すばらしい攻撃力を提供してくれます。その特性故に操作量もattackerでは比較的少なく、Free memberでも作成可能な点も良いでしょう。それ以外にも範囲SnareやEvacなどの呪文を持ち、他のattackerとは便利さで差をつけます。王道ゆえに弱点もわかりやすく、引っ叩かれるとすぐに地面に転がることになります。魔力が枯渇すると、とたんに村人と化します。

Necromancer
  こちらはじわじわとゆっくりダメージを与えることを得意とした職業です。FearやDarknessなどの小技も得意としており、UndeadにはMezを使えるなどの柔軟性も持ちます。使役するPetも強力で、Rogueの特性を持つものも存在します。Solo性能では最高の能力を持ちますが、人数が増えるに従って地味な印象を持たれてしまうのが弱点といえるでしょう。死んだ振りによる生存性、Summon Corpseなどの補助など。トリッキーな職業のため、かなり操作量が必要と思われます。

Magician
  Druidとほぼ互角の攻撃呪文に加えて、いくつかバラエティに富む4種類のペットを扱うことができます。戦い方はBeastlordに似ていますが、こちらは本体が遠距離戦を主体としている点で違いがあります。Shamanよりも優れたMalo系の呪文やDruidよりも優れたDamage Shield等、補助も得意としており、Call of Heroは屈指の便利さを持つこの職業専用の魔法です。更にペットやプレイヤーキャラが装備できるアイテムを召還することも得意としており、なにかと痒いところに手が届くナイスなお方でもあります。その特性から魔法使いやペットを持つ職業と相性が良く、それらを組み合わせてみると有効でしょう。

Support
 攻撃でも回復でも盾でもなく、支援を主体とした職業郡。EnchanterとBardの2種類のみです。Mercenary(2012年3月現在)では代用できません。このゲームはあまり範囲攻撃を得意とした職業がおらず、また尋常でない数の敵が一度に襲い掛かってくることがままあるため、一時的に無力化させるMez系魔法や、攻撃の速度やその質自体を落とす魔法が重要となっております。ダンジョンやRaidでの攻略ではWarriorやClericに続いて「必須」とされてきた職業だけに、2boxに組み合わせる価値は十分にあると思います。しかしその特性上、敵の数が増えるに従って異常な操作量が負荷としてかかってきます。モタモタしていては本末転倒なため、うかつな手出しも危険なのです。よく考えて選択すると良いでしょう。

 Enchanter
  EQで一番集団戦に強く、そして単体では一番非力な職業でもあります。彼らの主な仕事は味方キャラクターの強化と、敵の弱体&無力化にあります。味方にはClarity,Haste,Illusion。敵にはMesmarise,Charm,Slow,Tash,Stun。それ以外の能力は皆無に等しく、その運用に当たっては知識と経験が必要となってくるでしょう。あまりにも万能すぎるため、いろんな職業と仕事が被り、そして彼らを廃業に追いやってしまうニクいやつでもあります。この職業を選ぶ場合、基本的にShamanとBeastlord、Bardを相棒に選ぶのはナシになります。

Bard
  EnchanterとWarriorのhybrid。しかしながら魔法使い的な部分が強く、近接攻撃力は最低クラス。Plateこそ装備できるものの、魔法使い並みにHPが低いためTankにも不向きです。彼らの扱う多くの歌は範囲効果を持ち、味方の数が多いほど有効です。歌の運用にあたっては、Jugglingという独自の作業が必要なため、近接攻撃能力もあってEnchanterよりも更に忙しい職業でもあります。基本的にEnchanterより支援能力が劣りますが、その歌のほとんどがマナを消費しないため、一長一短といえるでしょう。また、すばやく走ったりできるため、Pullerとしても活躍できます。

EverQuest:番外編「2box編成考察」

  本編はちょっとお休み。

  今回は、どんなクラスで遊ぼうか、あるいはどんな編成で遊ぶか悩んでいるあなたに向けて、アドバイスをすると共に、各クラスの紹介を記事にしたいと思います。(リアル兄のCも2boxにしたいみたいですし・・)

  まずはクラスの紹介から

Tanks
  敵の攻撃を直接受けて注意を引き付ける職業。Warrior,Shadow Knight,Paladinの3つが得意としており、Rangerも条件付きですがある程度こなすことができます。MercenaryではWarriorのみ使用することができます。注意点として、必ずしもあなた自身がこのTanksを使用キャラクターに選ぶ必要はありません。しかしMercenaryで代用した場合、少し不安定な戦いになると思います。 AIがそれほど賢いものではないため、とっさの敵の増援に対応できず、後衛が危険に晒される可能性が高くなるからです。Tank mercenaryがうまく機能していないとき、どう対処するのかを考えてから編成するといいかもしれません。e.g)Mezで数を減らす。Cleric、MAGやBSTのPetでSub tank等

Warrior
  最高の防御性能を持つ純粋な戦士。近接戦闘力もTanksでは一番高いです。しかし魔法がまったく使えず、絡め手に関してはサッパリな職業でもあります。昨今のMMORPGとは違い、このゲームでは攻撃や回復、盾役以外にも様々な役割があるため、少々勿体無い気もします。高レベルになると使用できる各種奥義は、絶大な力を発揮します。 最大の利点はFree Memberのアカウントでも作成可能なことです。操作量も少なめなのも2boxでは良い点です。

Shadow Knight
  戦士の防御力と同時に、数々の便利魔法を取り揃えた魔法戦士です。名前からして攻撃的なイメージがありますが、普段の戦闘では攻撃力はやや低めです。特筆すべきは高いHate獲得能力。Darkness系の鈍足魔法ひとつでかなりの吸引力を持ち、一度つかんだ敵を放しません。死んだ振りによる生存性の高さや、全滅後のRun Backの際にもSummon Corpseの呪文で活躍することができます。緊急時には必殺技のHarm Touchで即座に敵一体に致命傷を与えます。きっちりとうまく立ち回るには、ある程度の操作量を必要とします。

Paladin
  戦士と僧侶の中間の職業。高い防御力に加えて回復や防御の魔法を扱え、そして対不死のスペシャリストでもあります。また、クラスの役割の関係上最もスタン系の魔法を得意とする職業でもあります。残念ながら攻撃力に関しては全クラスで最下位付近に位置しており、何らかの対策なしでは長期戦を強いられるでしょう。相棒にClericがいたり、MercenaryでHealerを雇っていると、Paladinの持つ魔法の半数が無意味になってしまうのも痛い点です。しかし、安定感という点ではピカイチの職業です。緊急時には奥義の Lay on Handsにて味方一体を即座に治療します。操作量はTanksでは中間程度でしょうか。Heal、Root、Stunの魔法に魅力を感じないなら他の職業にすべきかもしれません。

Ranger
 このクラスは本来はAttackerの役割であり、Tankは副業程度のものです。装備できる鎧の等級がChainmail系であり、防御力が上記3つの職業に大きく劣るからです。このクラスをtankに選ぶ理由は、その柔軟性の高さからでしょう。Trackによる最高の索敵能力をはじめ、各種補助系呪文。具体的にはSpirit of Wolf、Snare、Root、Harmony等。壁役を行うという理由から、得意の弓矢が封じられてしまうのが厳しい点です。上級者向けの選択となります。Tank Mercenaryによる役割の分業、SlowやMezなどの支援なしでは、敵を捌き切るのは困難だと思います。

Healer
  自分や周囲の味方の治療を行い、豊富な補助呪文でサポートを得意とする職業。Cleric,Druid,Shamanの3つが得意としています。MercenaryではClericにあたるクラスを選ぶことができます。やはりMercenary任せでは不安要素がついて回りますが、それでも必ずしもこの中から1つ選ばなければいけないわけではありません。傭兵に回復を任せる場合、それが機能しなくなった場合に、どう対処するのかを考えてから編成するといいかもしれません。e,g)PLDで回復をサポート、WizでEvac等

Cleric
  最高の治療呪文と、各種防御系アップ呪文を習得し、それを専門としています。それ以外には対Undead系の攻撃呪文、StunやLull、memory blur等。回復に関してはカンペキになるため、Healer mercは不要になるでしょう。Tanksとほぼ同等の板金鎧を装備できるため、鍛え方と運用次第ではTankの代わりにもなります。あまりHateを稼ぐのが得意ではないので、なかなか難しいですが。Free memberでも作成可能です。操作量も比較的少なめで運用できるため、初心者向けです。

Druid
 究極のユーテリティを誇る万能型Healer。それがDruidです。治療呪文はやや他職に劣りますが、強烈な攻撃呪文、Evacと足早呪文、SnareやHarmony等。Trackも扱えます。冒険に必要と思われる呪文が一通り揃っています。あれもこれもと編成に困っていた場合、とりあえず候補に挙がるのがこの職業でしょう。ただし、その真価を発揮するためには、相当の操作量を必要とすることを覚悟してください。また、どういう目的でDruidを運用するのかも事前に決めておくべきです。(Attackerとしてか、Healerとしてか)

Shaman
  ややダークなイメージの強い呪術師。十分な治療呪文に加えて、病気や毒によるDot系呪文。Malo系による敵の魔法耐性弱化やSlow、それ以外にもStrengthやStamina等の基礎status上昇系やHaste等の攻撃速度増加呪文も扱えます。DruidからEvacとDDを諦めて、SlowとHasteを獲得した万能Healerという解釈で大体あっていると思います。特にSlowは非常に強力で、敵の激しい攻撃を相当軟化できます。これのおかげで、体感上はClericよりも安定感を得られるかもしれません。弱点は組み合わせの問題でしょうか。BSTやBRD、ENCとのその役割が被ってしまうのです。編成次第ではオススメの職業です。さほど強くありませんが、Petを使役することもできます。

EverQuest:Cabilis

次なるダンジョンに向かうため、Plane of knowledgeにて準備を整える一行。Mercenaryの編成も再度練り上げてみました。

Shippeの新MercenaryのRaitrepi君。Cleric→Rogueへ
  Silver AccountであるShippeのMercenaryですが、実は傭兵の等級にも制限がかけられています。そのためClericはApprenticeのTier Vだったのですが、細かい支持の変更ができないこととグループの要たるHealerが弱いのは不安があるため、こちらに攻撃役の傭兵を配置してみました。Raitrepi君。 Rogue の Apprentice Tier Vです。WizardのKomam君より瞬間的な攻撃力は低いのですが、マナの消費無く高い継戦力を持つのが魅力です。また、彼自身ある程度の防御力を持つので安心感も高まります。
Colletの新MercenaryのTamilaeさん。 Wizard→Clericへ
そしてCollet側も新しく傭兵を。白銀の板金鎧が美しいですね。それにしても洋ゲーの回復役って、ヒロインというイメージは皆無ですね。その痛そうな棘つきの鈍器でバリバリに戦闘もこなしそうです(しかし、本当に回復しかしてくれませんけど)ちなみに Journeyman Tier Iです。敵前逃亡の可能性はむしろ高くなってしまったのでしょうか。

新メンバーを迎えた後、近くのお店にて魔法のスクロールや食料を買い終えます。一向はCrypt of Dalnirを目指し、まずは中継地点のCabilisへと向かいます。

Cabilisの城門前。巨大な石造が可愛い
ちなみに、この写真の地点のあたりまでGuardが巡回しており、弱いキャラクターならあっという間に殺されてしまうでしょう。ここよりも少し前の場所で透明化の魔法を唱えておきましょう。城内にはたくさんのIksarのGuardが警戒しているため、注意してとおり抜ける必要があります。
Iksarの兵士たち
  ShippeにとってCabilisは故郷であり、Shadow Knightの職業はこの国での騎士の階級に当たる立場なので、難なく素通りができました。Factionは軒並みAmiably。仏頂面で知られるIksarたちの表情も、気持ち柔らかいような気がします。
  Colletにとっては危険な場所なので、あとから慎重に透明魔法で通り抜けます。
隣のゾーン、Warsilk Woodへ。



2012年3月26日月曜日

EverQuest:Kurn's Tower

キャラクターを作成した後に展開するチュートリアルはすっとばして、さっさと合流することにします。Shippeのレベルは10、新く出来上がったばかりのキャラクターColletのレベルは1のため、まだグループを組むことが出来ません。

 少々面倒ですが、Colletと相棒のKomam君だけで狩りを行うことにします。Qeynosでの撮影会を終えて隣のゾーン、Qeynos Hillsへ。(スクリーンショットを撮り忘れました!!)

 動物大好きレンジャーさんたちの目を盗んで、近くのネズミやコウモリ、熊や狼などの動物たちを倒していきます。このゲームのサービス開始当初に遊んだことが有る人は知っていると思いますが、このケイノスの丘で動物狩りはご法度であり、たとえ正当防衛であっても見つかれば即刻死刑となります。わざわざそんなデンジャラスな場所で遊ぶ辺り、このゲームを楽しめているなぁと自己陶酔に浸ります。

 レベルが5程度になったところで、Shippeの故郷があるZone、Field of Boneへ。合流を果たします。このエリアの近くに街がありますが、Iksar以外の種族が立ち寄ると、即刻殺されてしまいます。彼らIksarたちは、自分たち以外の種族をまったく信用しておらず、排他的な社会を築いております。まちがっても近づかないように!
 このゾーンにはとてもちっちゃい、わんこサイズのステゴサウルスやIksarのSkeleton等が生息しており、時にはクマのようなパンダのような生物にも出会うことができます。とても愛くるしいマスコット(?)たちがあなたを出迎えてくれる為、観光スポットとしては良いでしょうが、現地でのガイドは絶望的でしょう。また、巨大なサソリや追いはぎなどもよく出没しているため、初心者用のゾーンとしてはかなり難易度が高い場所でしょう。

 そしてこのゾーンの名物のひとつ、Kurn's Towerへと足を運びます。Kunark大陸のIksarたちが最初に訪れる、修行用のダンジョンです。地図を見るとわかりますが、Field Of Boneの北のほうに存在しています。

Kurn's TowerのEntrance付近。数々の骨っこたちが出迎えてくれます。

 しばらく狩りを続けているうちにどんどんと奥のほうへ。この場所はTowerと名がついていますが、実は塔そのものよりも地下のほうが深く出来ており、下の階層には
可愛い顔をしていますが、恐ろしい相手です。
 外にもたまにいたクマのようなパンダのような生物がわんさかといます。微妙に可愛くて、微妙に怖い彼らですが、エントランス付近の骨たちよりもレベルが高く、手ごわい相手となっております。骨たちでは弱すぎる!と感じるようになった方はどうぞ下の階層へ。ちなみにレベル15くらいでも、やや各上の相手もいます。慎重に行きましょう。

 途中でまさかの乱入、リアル兄上のCが参戦(戦闘に忙しくて撮影(ry)し、パーティがにぎやかになってきたところで、レアアイテムが出現。ここでは初心者用の魔法の装備がぽろぽろ敵の死体から出ます。 Crude Defiant Leather ~とか Simple Defiant Plate ~とかそういうやつです。これらはどのような場所、種類のモンスターであっても、そのモンスターのレベルに見合ったアイテムが一定確立でドロップします。攻撃速度を少し早める素晴らしいベルトなんかが出てホクホクモードに。

 ところでこのパンダたち、中には呪文の使い手も存在するようです。扱える魔法の系統はSlowやDarkness。ShamanやShadow Knightの職業に就いているものがいるようです。そして突如として、

「うわあああああ」

 響き渡る悲鳴に反応し、何事かと思って状況を確認するCollet。
もともと血色の悪いトカゲ族のShippeですが、顔を真っ青にして敵から一目散に逃げていきます。
どうやら彼は"Fear"の呪文にかけられてしまったようです。彼の正気を取り戻さんと、声をかける暇も無くダンジョンの更に奥の方へ。ひとまず目の前にいるパンダたちを全て倒したColletとC達一行は、彼の捜索を開始します。彼の無事を祈りながら。

 もっとも、もう手遅れだったのですが・・・
 
 Shippe(の死体)はとうとう見つかることなく、時間が深夜ということもあってCが「眠い」と言い出したため、捜索を打ち切っています。一匹のトカゲの命よりも、私達人間の健康のほうがずっと大切だった、ということでしょう。彼の冥福を祈りながら、静かにColletは帰還の呪文を唱えます。

 教訓、敵が可愛い動物だからといってナメてかかってはいけない。どのような相手であっても時には恐ろしい行動に出ることがあり、冒険は常に危険と隣り合わせだということを忘れてはいけないのです。 

EverQuest:編成

今回使用するキャラクターについてかなり悩みましたが、ようやく決定となりました。


決して「Shippo」と名づけようとして、既に取得されていてしまい、やむなく「Shippe」にしたわけではない・・・ということにしておいてください。

Main Account: Shippe, Iksar,Shadow Knight (前に遊んでいたアカウントを使用。lv10程度で放置されていたため、月謝を払うことなくSilver Memberで遊べるように)

なんとなくQeynosの城門前で撮影。懐かしいと思う方もいるのでは

Sub Account: Collet, High Elf, Enchanter(新規に作成。Gold Memberのアカウントにしました。)

 この二人の主人公を主軸に、これから頑張っていこうかなと思います。

ついでに旅の仲間(奴隷)を紹介。これらは全てNon Player Character。NPCとして共に戦ってくれる強い味方です。
 ShippeのペットのKobab君。Necromancerと比較してShadow Knightは弱い魔法しか使えないため、この骨っこも囮以上の効果を発揮できません。しょっちゅう壊されてしまう為、名前はコロコロ変わります。(画像が暗くて申し訳ない)
 ShippeのMercenary(傭兵)のRuphitt君。彼専属のClericでしたが、強敵に出会い、その時に敵前逃亡してしまったため解雇処分となっています。(やはり画像が暗くて申し訳ない)


 ColletのペットのVarer君。画像からはわかりにくいですが、剣と盾が宙に浮いたような存在で、姿は見えません。しかし、攻撃を受けると野太いおっさんの声が聞こえる為、中の人はちゃんといるようです。Shippeのペットと同様に、やはり彼もしょっちゅう死んでしまいます。

 ColletのMercenaryのKomam君。強力な攻撃呪文を得意としていましたが、イマイチ魔法の使いどころをわかっていないらしく、しょっちゅう魔力不足になっていました。やたらと長いアタマは見掛け倒しのようです。後にクビになっています。


さあ、冒険へ出掛けよう!

2012年3月25日日曜日

EverQuest:準備編

 EverQuest公式サイトからLauncherをDownloadしてゲームのインストールを行う。ひとつめのアカウントは以前使用していたものをそのまま流用。ふたつめのアカウントは適当に入力して新しく取得する。

  ここまでは割とスムーズに行くものです。問題はここから。

 基本無料なのは確かですが、実はすべてのコンテンツが無料で開放されているというわけではないんです。ゲームのアカウントは3つのランクに分けられており

Free Member (新規登録者はここ)

Silver Member(以前にパッケージを購入などしてアカウントを作成しており、改めて復帰できたひとはここ。またゲーム内shopで5ドル以上買物したFree Playerもここに昇格されます。)

Gold Member(月額14.99$?だったかな。お金を払う人はここ)
と言う風になっています。

 Free Member及びSilver Memberにはそれぞれキャラクター作成可能個数が制限されており、更に
種族の選択は Human,Barbarian,Gnome,Eruditeの4種類に限られています。他の種族を使いたい場合については個別にゲーム内shopで購入するか、月額料金を払ってアンロックする必要があります。
同様に職業もWarrior,Cleric,Rogue,Wizardの4つに制限されています。他職選択のアンロックの方法も種族の時と同じですが、お値段は少し高くなっております。

  詳しい価格は忘れましたが、ひとつの種族、ひとつの職業をそれぞれ個別に購入してしまうよりは、素直に月額を支払って Gold Memberになったほうが安くてお得です。上記以外の種族、職業で遊んでみたい人は注意です。ちなみにSilver Memberの人で、以前に作成していたキャラクターについては、お金を払わなくても問題なくそのまま使用可能となっているようです。

 実際のゲームプレイでも制限があります。General Slotという、キャラクターが持つことが出来るかばんの数が制限されており、Freeは4こ?Silverは6こ。Goldは10こです。
 
そして特に重要なのが Alternative Advanceという成長要素の制限。詳しくは書きませんが、これはレベルアップの変わりに特殊能力を取得していくというシステムで、他のMMOでいうならFF11のメリットポイントのようなものです。これの取得限界数がそれぞれ設定されており、Freeは200、Silverは1000、Goldは無制限と言う風になっています。純粋なキャラクターのLevel については特に制限はないようですが、これはとても重要なことです。

  これから復帰しようとしているベテランプレイヤーの方は特に注意が必要でしょう。 新規で遊ぶ方はとりあえずFreeかSilverで様子見し、キャラクターがある程度育ってからどうするか考えるのが妥当かと。



 

EverQuest:発端

今年、2012年の3月から SoEのMMORPG「Ever Quest」の無料化が始まりました。
友人Nが久々に復帰したとのことで、自分も同じく遊んでみることに。

 しかし仕事が忙しいこともあり、友人と都合を合わせて一緒に遊ぶのはなかなか難しい。また、トカゲ自身はあまり英語が得意ではないので、英語圏の人のギルドに入れてもらうのも困難です。(というか遊ぶ時間帯自体合わないでしょうし、野良パーティもあまり期待できないしょう。)


 サービスが開始されてから十数年と経ち、かつては硬派だったゲーム難易度は大分軟化されています。しかし、適当なフィールドでちまちまと狩りを続けることは可能としても「たった一人のキャラクターでダンジョンを攻略!」とは行かないもの。そしてダンジョン攻略のないMMORPGは、案外つまらないものです。

 そこで「無料だし、ひとつのアカウントだけで遊ぶのは勿体無いよな・・」とトカゲは思い立ちました。

 ひとつのパソコンでふたつのEQを起動して、二人のキャラクターを同時に動かしながら遊んで行けば、かつては難攻不落だったOld SebilisやHowlng Stonesも自分だけで攻略可能なのでは・・?

 そんなわけで、トカゲの挑戦は始まったのです。

Shadow Knight の Shippe