2013年8月13日火曜日

レビュー:「Call of Duty:Black Ops II」


 本日の投稿は、あまりにも有名すぎるFPSゲーム「Call of Duty:Black Ops II」になります。
国内の対戦型FPSにおいては、正にキングといって差し支えない。高い知名度を誇っています。
 このゲームのライバルとしてよく「Battle Field 3」が挙げられるが、内容的にはまったくの別のゲームです。発売からかなり経過しており、いまさら感もありますが・・・まだ遊んでいないひとは是非本レビューを参考にしてくださいませ。年末に発売される「Call of Duty:Ghost」の予習にもなるしね!

 「Call of Duty:Black Ops II」

ジャンル:FPS
販売・開発元:Activision/Treyarch
リリース日:2012/11/13(海外版)2012/11/22(日本字幕版)2012/12/20(日本吹き替え版)
対応プラットフォーム :PC/PS3/Xbox360/WiiU

推奨動作環境

Windows Vista SP2 or 7
CPU: Core2duo E8800 3.16Ghz or Athlon II X3 415e
RAM: 4GB
Hard Disc Space: 10GB
DirectX: 11
Graphic Card: Nvidia Geforce GTS 450 or AMD Radeon HD 4850x2
※PS3日本語字幕版でのレビューとなります。


STORY
時は2025年。
ネイビーシールズ所属、コードネーム『セクション』ことデヴィッド・メイソンは、養父であるフランク・ウッズが収容されている施設に小隊を率いて慌しく訪れる。国際指名手配されている凶悪なテロリスト、ラウル・メネンデスが、ついさっきウッズの下へやってきたというのだ。しかしメイソンが駆けつけた時点でメネンデスは既に消えうせ、一行はウッズに対し事情聴取を行う。
ウッズは1980年代、宿敵であるリヴ・クラフチェンコによって拘束されていたが、後に脱走し当局に救出され戦線に復帰。再び表沙汰にはできない政府の裏の仕事をメイソン達と共にこなしていた。そのような中、メイソン達アメリカ側と敵対し、当時権力を伸ばしつつあったメネンデスの影が見え隠れする。
やがて明らかになるウッズの衝撃的な過去。メネンデスは何故敵対するのか? アレックスを殺したのは誰なのか? そしてメネンデスは2025年の世界で何を企んでいるのか?
二つの時代が交錯し、全てが明らかになっていく。

 前作「Call of Duty: Black Ops」のストーリーの続き。シリーズ未プレイの私でも楽しく遊ぶことができた。

元々このゲームのストーリーは好評の声が多かったので期待していたのだが、まさに期待の通りの出来。前回の「Metro Last Light」より私は好き。

 このゲームボス役のネメンデスがとてつもなく格好いい。悪役なのだが主人公たちよりも目立っているし、声優さんの演技力の高さもあってなかなかに渋い。お気に入りのキャラである。

 ネタバレしたくないのであまり書かないが、愛ゆえに人は過ちを犯す・・ということなのだろう。主人公とはいったい誰だったのか・・・。とにかくストーリー面ではオススメ度は高く、マルチプレイ目当てでも是非一周はしてもらいたい。

※ところどころ字幕が途切れてしまっているところがある。あまり重要ではない会話のみのようだが、気になる方は吹き替え版を推奨する。

 購入前にプラットフォームの吟味を
PC版:最も美しい描画。ある程度のPCスペックを要求。日本語対応なし。国内プレイヤー少。

PS3版:解像度、画質共にかなりレベルは下がる。日本語対応あり。最も国内プレイヤーが多い。

Xbox版:画質等はPS3版とどっこいどっこい。日本語対応あり。PS3版に次いで国内プレイヤーが多い?中古を含めて、パッケージ代が最も安い傾向にある。

WiiU版:PS3版、Xbox360版と比較して、ある程度美しい描画を保っている。日本語対応あり。国内プレイヤーが壊滅的に少ない。(らしい)

 PC版を買う場合、Steamからは購入しないほうがいい。$99という、とんでもないボッタクリ価格で買わされるからだ。多少手間でも輸入版を直接購入したほうが良い。半分のお金で済むので。

 対戦を重視するならば、PS3版が一番無難な選択。コントローラーでの操作には不安があったが、対戦相手も同じ条件でのプレイになるので、不利になるということはない。

いずれにせよ、何を重視して買うか?がとても重要になるだろう。

ゲームプレイ

☆シングルプレイは手堅い出来

 シングルプレイのボリュームはおよそ10時間程度。十分な量でリプレイ性は高い。(物語の分岐が結構あるため)
現実世界に存在するもの、架空のものを含めて、使える武器は沢山の種類がある。AK47やAN94といった銃が登場するので、個人的にポイントが高い。特にAN94は、独自のギミックがしっかり再現されているので二重にうれしい。

敵味方双方かなりの数で、派手な銃撃戦を行うことが多い。味方はあまり役に立たないが、まったくの無意味というほどでもない。基本的には物陰に隠れながら、ゆっくりと進撃していく。

難易度がハード以上だと、結構ゲームオーバーになる。敵の狙撃手やロケットランチャーなどにやられることが大半で、低難易度のときにある程度敵の位置を覚えていないと厳しい。この点は少々イライラさせられた。

Strike Forceモードは色々と面倒だしあまり面白くない。その分普通のストーリーミッションのボリュームに当ててほしかったところ。このゲームのジャンル的に、こういったシステムは合わないと思う。
 

☆マルチプレイは熱中度は高いが・・

 先に断っておくと、チームデスマッチを数戦程度やった程度の感想なので、あまり参考にはならないかもしれない。

遊ぶ時間帯や運にも左右されるのかもしれないが、 全体的にプレイヤー層のレベルは高くない。
もちろん変態的にうまいプレイヤーもいるにはいるが、総じて初心者が参入しやすい印象
 
 根拠は・・・初めて遊ぶマップで、しかもチームデスマッチとなると、普通はどれほどのFPS経験者でも、最初はボコボコなスコアになってしまうものだ。(何故かって?それは機会があったら、いずれ話そう)
 しかし、私が何戦か戦ったとき、1度もひどい成績には陥らなかった。それどころか、K/D比が1.5を超えることもザラにあった。これは私が上手い!と自惚れるよりは、相手方があまり上手い人がいない、と考えたほうがしっくりくると思ったからだ。

 今回はお試しということで、DLCの追加マップは一切買わずにプレイしてみた。人の数はそこそこといった印象。マッチングには結構待たされることもあったが、DLCをすべて購入した場合はどうなるかはわからない。しかし、本編のみでも十分マルチプレイで遊ぶことはできる。このゲームがものすごく気に入った人は買うと良い結果になるかもしれない。 
ただし、DLCはすべてそろえると結構な金額になるので自己責任で。

 ゾンビーモード?何回かやってみたけど、全然面白さがわからなかった。どうせオンラインで遊ぶなら人間相手のほうが面白いにきまってるじゃないか!(待



グラフィック
 
今回はPS3でのレビューということで、PC版のグラフィックスの良し悪しについて語ることはできない。あくまでもPS3版での感想を述べよう。

 結論を言うと、2012年末に発売されたゲームとしては、技術的に特筆すべき点がなく、エンジンはとても古臭いという印象。

 一方で、家庭用ゲーム機であるにも関わらず、60FPSで対戦できるという点は美点だろう。派手な銃撃戦を繰り広げてもカクカクに処理オチしない。


 よく訓練されたFPSゲーマー・・・それも「Battle Field 3」や「Blacklight:Retribution」といった超美麗対戦FPSを、ハイエンドPCで遊んできたプレイヤーからすれば、解像度の低さとジャギーのヒドさでギブアップする可能性はあるかもしれないが・・・。そこは家庭用ゲーム機、ということで勘弁してあげてほしい。


Pros

☆味のあるボスキャラ。最後まで楽しめるストーリー

☆シングルのボリュームは必要十分。リプレイ性高。

☆扱える武器はかなり豊富。武器によっては細かいギミックも

☆マルチプレイもかなり面白い。PS3版ならそこそこ人がいる。(2013/8~)


Cons

☆シングルプレイのStrike Forceモードは微妙な出来。あまり面白くない。

☆マルチプレイはPS3版以外は人があまりいない。

☆ゾンビーモードはあまり面白くない。(私の主観)

☆2012年末のゲームとしてはお粗末なグラフィックス
 

2013年8月8日木曜日

レビュー:「Metro Last Light」






記念すべき再開後第一回目のゲームレビュー。
前回の記事でレビューをあげていくと宣言したばかりなので、さっそく1つは投下しておかないと・・・と思い至りました。最初を飾るタイトルとしては申し分のないチョイスだと自負しております。

「Metro Last Light」
ジャンル:FPS
販売・開発元:THQ/4A games
リリース日:2013/5/17(英語版) 2013/08/01(日本語版)
対応プラットフォーム:PC/PS3/Xbox360

推奨動作環境
  • Windows: Vista, 7 or 8
  • CPU: 2.6 GHz Quad Core e.g. Intel Core i5
  • RAM: 4GB
  • Hard Disc Space: 7.5 GB
  • Direct X: 11
  • Graphics Card: NVIDIA GTX 580/660 Ti (or AMD equivalent e.g. 7870) or higher
  • For 3D Vision Support:
    • GeForce GTX 580/660 Ti or higher
    • 120Hz Monitor
    • NVIDIA 3D Vision kit for Windows Vista, 7 or 8
※PC英語版でのレビューとなります。


STORY

2033年。モスクワの地下鉄道網に逃れていた人類を救うべく、主人公のアルチョムたちが新種のミュータント“ダークワン”を壊滅させた。それから約1年 後。アルチョムのもとに現れた謎多き人物カーンが、ダークワンの生き残りが存在することを告げる。さらに、ダークワンは人類の敵ではなく、人類が生き延び るための唯一の希望だと言う。アルチョムはカーンとともにレンジャー司令部へ赴き、ダークワンの保護を進言するのだが…。

※このゲームは2010年3月に発売されたゲームソフト、「Metro 2033」の続編にあたる。このシリーズのストーリーを、より深く知りたい方は前作からプレイすることを推奨する。ゲーム内容もほぼ同一。(但しPC、Xbox360版の二種のみ。)また、両作品とも ロシアの作家ドミトリー・グルホフスキーの小説 『Метро 2033』 (メトロ2033、英:Metro 2033)を原作としている。興味のある方は日本語訳版が小学館より発売されているので、読んでみるのもいいだろう。


ゲームプレイ

☆ステルス要素の強いゲーム内容

敵との戦闘は対人間戦、対ミュータント戦の2種類。
このゲームに登場する武器はすべて実弾系で、かなり威力が高い仕様。 プレイヤー、敵ともに少量の被弾でも致命傷になり得る。敵頭部着弾はほとんどの場合即死。(ただし一部のモンスターは例外)

対人間戦では、たとえ低い難易度であっても、正面から銃を撃ち合っての戦闘は難めのバランス。基本的には暗がりや物陰に隠れながらやり過ごす。あるいは後ろから忍び寄ってナイフで殺しておくか気絶させておくか、もっと安全になら消音効果のある銃で暗殺していくのが得策となっている。

うっかり敵に見つかってしまった場合には、遮蔽物に隠れながら強力な銃の一撃を見舞って倒していくというバランス。
ただ、このステルスの部分が少々強すぎる感があり、しゃがんで暗いところにさえいれば、敵がどんなに近づいてきてもバレる心配がない。そして何より、音を立てずに倒す方法がかなり豊富にあり、ひとりずつゆっくり倒していくのはそう難しくない。ステルスゲームに慣れているプレイヤーは簡単なゲームだと感じてしまうかもしれないだろう。

一方のミュータント戦では、基本的にモンスターの知覚力はかなり鋭く、気づかれずにやりすごせる場面は少ない。ショットガン等を筆頭に火力の高い武器で、近寄られる前に倒していくのが基本になる。ヘッドショット判定もあるようだが、一部の大型のモンスターではしぶとく襲い掛かってくるので、旧時代のアクションFPSのようなプレイになる。派手好きなプレイヤーはミュータント戦のほうが楽しいと感じるだろう。
 
※ただしミュータントの造形は結構グロテスク。暗い場所も結構多いのでかなり怖い。苦手な方は注意。

ゲーム全体の印象としては、前作よりも戦闘面がかなり強化されている感がある。ステルスにしろアクションにしろ、濃いゲーム体験を感じることができるだろう。

☆サバイバルゲームとしての側面

ゲーム中で使用される通貨はすべて軍用ライフルの弾という設定である。地下鉄の駅や線路、あるいは核で汚染された地上等、あちこちで武器や弾薬を拾うことができる。
ゲーム内の要所で店を発見することが出来、そこでまた新たに武器を購入したり、オプションパーツを追加することができる。レートは決してよくはないが、ライフルの弾をマグナムの弾に交換するといったことも可能である。



お気に入りの銃を見つけたら、使いやすいようにパーツを追加して、弾も交換して万全にしておく...というのが定石だろう。核戦争後の現実を生き抜くという現実をプレイヤーに味あわせるためのシステムとも言ってよい。

登場するロケーションはどうなのかというと、あまり前作から代わり映えせず、バリエーションもそれほど多くはない。大体15時間程度のプレイでエンディングを迎えるので、飽きる始めるギリギリのところで終了することだろう。(少なくとも私はそうだった。)

グラフィック

2013年時点での3Dゲーム最高クラスのグラフィック、と評されるだけあって圧巻の一言である。その分PC版での要求スペックは相応に高く、同年の2月に発売された「Crysis 3」や3月の「Farcry 3」と同様に最重量級タイトルである。画面の美しさあれこれの説明を文章で読むよりは、スクリーンショットを見たほうが手っ取り早いので、割愛させていただく。
Geforce系グラフィックスカードのユーザーで、注意していただきたいことが1点だけある。それはゲーム内のオプション項目にある「Advanced PhysX」という項目。余程パソコンの性能に自信がない限り、設定をオフにすることをオススメする。この設定の効果は銃で撃ったときの硝煙やタバコの煙等、エフェクト関連を強化するもので、「大変に重い」ことが特徴である。ゲームプレイにおける臨場感は相応に向上するだろうが、60~80程度のフレームレートで安定するはずが、これをオンにしたばかりに20FPS以下に落ち込むというのはたまったものではないだろう。基本的には GTX 690やGTX TITANなどのウルトラハイエンドGPUを搭載するモンスターマシーン専用オプションといって良いだろう。(お金持ち向け設定...)

※最近のNvidia系GPUのドライバーを新しく公式サイトよりダウンロード&インストールすると、Nvidia Experienceなるツールが導入される。このツールが推奨する「ゲームの最適化」の言うとおりにすると、(私の環境では)まるでマシンパワーが足りていないのに、「Advanced PhysX」を勝手にオンにされてしまう。私はしばらく気づかず、「なんでこんな重いんだ!!」と混乱してしまったものである。要注意。

Pros

☆小説を元にしたストーリー重視のゲーム。核戦争後のシビアな世界を生き抜く!
☆ステルス、アクション両方をミックスしたイマドキの一人称シューティングゲーム。
☆前作とくらべて戦闘面が強い。
☆武器の種類はかなり豊富。改造パーツもあるので、結構自由なスタイルで攻略できる。
☆2013年時点での最高クラスのグラフィックス。相応の環境を持ったPCならば、臨場感抜群である。(質の良いヘッドフォンを持っているなら是非併用を)

Cons

☆いきなりこのゲームから始めると、ストーリーでは置いてけぼりを食らう可能性あり。FPSゲームにストーリーを重視するプレイヤーならば前作プレイが推奨される。
☆前作と同じ世界観を共有しているだけに、ロケーションはあまり代わり映えしていない。あわせて通しでプレイすると途中で飽きてしまう可能性あり。
☆ステルスがちょっと強すぎる。ステルスゲームに慣れたプレイヤーには簡単に感じるかも。
☆PC版の場合、結構なマシンスペックを要求される。特にAdvanced PhysXは激重。
☆ミュータントが結構グロくて怖い。怖いの無理なひとは非推奨。

2013年8月6日火曜日

生きてます。


まずは突然の失踪、心よりお詫び申し上げます。

最後の掲載からというもの、現実世界で色々とありましてEQから離れて生活をしておりました。
 現在もEQはプレイしておらず、モチベーションの関係もあり今後の再開の見込みはありません。
楽しみにされていた方(いるのかどうか)には大変申し訳ありませんが、EQの連載は終了となります。

誠に申し訳ありませんでした。



さて、今後のBlogの方針についてですが・・・

私が実際にプレイしたゲームの感想と考察といいますか、レビューをやりたいなと考えております。
理由としては、やはり特にPCゲームにおいて、内容に対してあまり突っ込んだレビューを掲載しているサイトがないなと感じていたからです。大手通販サイトの商品レビューをみればよいという方もいらっしゃいますが、アレはアレで私にも思うところがあるので・・

扱うゲームは、基本的にほとんどすべて。PCゲーム、家庭用ゲーム機、携帯型家庭用ゲーム機。ジャンルもFPSを筆頭にACT、SLG、RPG、ADV、エロゲ、オンラインゲームなど様々です。(テーブルゲームやレースゲーム、スポーツゲーム等はあまり遊ばない性質なので、レビューするかどうかはかなり怪しいですが・・・)

あと、ひとつのゲームに長く関わっていく(たとえば前回のEQのようなオンラインゲーム)のであれば、それの日記も平行してやっていきたいなと思います。 

 いままで以上にカオスで、そしてマニアックな内容になっていくかと思いますが、生暖かい視線で結構ですので、お付き合いいただけたら幸いです。

今後ともどうかよろしくお願いいたします。


2012年3月29日木曜日

EverQuest:番外編「構成具体例」

以前記事にいたしましたクラス紹介を元に、各クラスの特徴を活かした2box構成の具体的な例を紹介していきたいと思います。

Free Memer無料体験構成
WAR + CLR(DPS merc x2 or Tank merc)
WAR + WIZ(Heal Merc + DPS or Tank Merc)
WIZ + CLR(Tank merc x2 or DPS merc)
ROG + CLR(Tank merc x 2 or DPS merc)
ROG + WIZ(Tank merc + Heal merc)

 以上になると思います。WARとROGの組み合わせが無いのは、操作量が多くて大変なことと、一切魔法が使えなくて厳しいという理由で除外しています。 ポイントはやはりCLRとWIZをどう組み込むかです。

 CLRをプレイヤーキャラに入れるメリットは、このクラスの持つHealやBuff以外の魔法がとても重要だからです。対Undead系のDDやStun、そして特に重要なのがLull系呪文です。この魔法により敵の数を事前に減らすことができるため、冒険が楽になることでしょう。Rootも重要ですが、これはWizでも詠唱可能です。

 WARを入れるメリットについてはあまり説明の意味がありませんね。ずばりTank mercが控えめにいってもおバカさんだからです。自分でTankをしたほうが冒険は遥かに安全でしょう。

  WIZを入れるメリットは、やはりEvacと範囲Snare呪文。このふたつがとても有効だからです。少ない操作量で攻撃力が高いのも魅力です。

  ROGをWIZの代わりに入れるメリットは、実はあまりありません。彼の持つステルス能力にどれほどの魅力を感じるかが選択のポイントになります。「とにかく俺はさいっきょおおおおおダメージを叩き出したいんだよー!」という方にはメリットもクソもない話ですが。

 とりあえず初心者の方はCLRかWIZのいる構成で遊んでみるといいかもしれません。


  次はGold Member向け。上記のWAR+CLRをベースに、もう少しユーティリティを加えてみた構成です。

PAL + SHM or DRU
SHD + SHM or DRU
思い切ってSHM + DRU

 Paladinのメリットはclericと同様にroot,stun,lullのみっつで、考え方も同じになります。CLRでやりたかった仕事をtankにまわせるため、相棒の自由度が広がりますね。Heal mercがいると悲しいので相棒にDRUかSHMを用意するといい感じになります。

 ShadowknightのメリットはDarknessによる足止めとFDによる生存性。summmon corpseはおまけ程度に考えておきましょう。敵を逃がさないようにできる職業の中で、一番防御力が高いのがこのSHDになります。そして防御力を落としてアタッカーになったのがRangerという考え方で大体あっていると思います。(本業の方に怒られるかもしれませんが)

  DruidのメリットはWizardの火力を少し落としただけで、Healを含めた様々なユーティリティを獲得できることです。ただし、Slowもない上に中途半端な防御魔法しかないため、本人の肉体の脆弱さもあって、Shamanよりも防御面に不安が残ります。野外に限りですがHarmonyで敵の数を減らすこともできます。

 ShamanのメリットはSlowです。これに限ります。それ以外の能力に関しては、他のクラスが専門だったり、代用が効くものばかりなので、シャーマンのセールスポイントとはなりにくいです。Haste系の魔法を得意としているため、相棒は近接系がよろしいかと思います。

 アタッカーをやりたいひと向けの構成案

ROG or MNK or BER + DRU or SHM or CLR
ROG or MNK or BER + PAL or SHD
RNG + SHM or CLR
RNG + PAL
BST + DRU or CLR
BST + SHD
RNG + BST
WIZ or MAG or NEC + CLR or DRU or SHM
WIZ or MAG + WAR or PAL or SHD
NEC + PAL
WIZ or MAG or NEC + ROG or RNG or BST or MNK or BER
WIZ or MAG or NEC + CLR or DRU or SHM

  なかなか難しいですね。上記のように、かなり自由度が高いと思います。まずはやりたいattackerを決めてから、その相棒を探してみるのが良いかもしれません。他にも意外といけそうな組み合わせがあるかもしれません。

  Support Classを組み込んだ構成案

ENC or BRD + WAR or SHD or PAL
ENC or BRD + ROG or MNK or BER or RNG
ENC or BRD + WIZ or MAG
ENC or BRD + CLR or DRU

  意外とオススメできる構成が少ないです。Support Classと仲が悪い職業がSHM,BST,NECと多いためでしょうか。
 イチオシなのがやはり自分がやっているSHD + ENCの構成。ENCはmezやslowなどでどうしても高いhateを稼いでしまうため、迅速にHateを稼いでくれるSHDと相性が良いのです。またSHDが持つDarknessのおかげで安定感も高まり、死んだ振りの能力はEvacの代わりとして運用可能なのです。SHDの弱点であるマナリソース不足も、ENCの援護により改善されます。
 
 
 

2012年3月28日水曜日

EverQuest:Crypt of Dalnir

 Warsilk Woodでの修行を終え、Dalnirの内部へと進入した一行。この地には一体なにがあるのか・・。


大変混雑しております
まぁモンスターだらけなんですけどね!このダンジョンは狭い通路が続いており、モンスターの密度がKurn's Towerより桁違いに高いです。常に2~5体くらいのモンスターに囲まれることを想定しておきましょう。Lull系の呪文で数を減らすなりしないと、その数の多さに圧倒されてしまうかもしれません。

Linkする敵と、しない敵がいます。相手の種類を良く見て、戦術を立てるとおもしろいと思います

ダンジョンの浅い部分では最低でも25levelはないと攻撃があたらず、魔法も通らない可能性が高いでしょう。やはり足の速いモンスターが存在するため、足止め系の呪文も欠かさずに。もし一体でも敵を逃がした場合、とても狭いダンジョン故にあっという間に敵の大軍隊が編成され、あなたを抹殺しにやってくることになります。Train to Zone !

次々と襲い掛かってくるモンスターを退け、ダンジョンの深部までやってきました。一見すると行き止まりのようにも見えますが・・
暗くて荒い洞窟を抜けると、妙に美しい建物があります。どこか宗教的で、それと同時に妖しさが立ち込めています。


上の写真のちょっと出っ張った棺?のような部分。実はこの中に穴が開いており、そこから飛び降りることで更に深い部分に侵入することができます。しかし一度ここから落ちると、物理的な方法ではダンジョンを出ることが不可能になります。もちろん命知らずの四人は嬉々として飛び降りていきます。
Iksarの戦闘用進化型の生物として知られるSarnark
  深部にはたくさんのSarnark達がいました。しかも彼らのほとんどは強力な呪術師で、どうやらここで怪しい宗教を開いていたようです。彼らはIksarにとっての永遠の仇敵なのですが、奥深い森の中の天然のダンジョンとはいえ、Cabilisのすぐ近くの場所に潜んでいるというのは穏やかな話ではありません。一体彼らは何を企んでいたのでしょうか・・・。呪文を中心に攻撃してくるため、Slowはあまり有効とはいいがたく、むしろ詠唱をストップさせるスタンが効果的かと思います。


 さらに奥に存在するSarnark達の教会。彼らはここで毎日祈りを捧げていたのでしょうか。あまり穏やかではない神に。大勢のSarnarkの信徒たちがたむろしている以外は、特に何もありませんでした。1時間ほど辺りを散策してみたものの出口らしきものも見つからず、深夜の時間ということでここで切り上げとなりました。一応のDungeon制覇ということにしたいのですが、ここにはまだ何かありそうな気がします。勇気と探究心のある冒険者の方!Crypt of Dalnirのなぞを解き明かしてみてください。





EverQuest:Warsilk Wood

  Dalnirへと向かう途中、Warsilk Woodにて

森の奥に何かが・・
   なにかな?と思って近づいてみると・・・




うっひゃ~!デカイ! 突然巨大なル○ージに襲われてしまいました。各上の相手ではありますが、相手は一人でこちらは四人。勇気をもって戦います。(リンチともいいます)

胸毛がやたらとリアルです。
なんとかForest Giantを倒した四人。一番近くで戦ったShippeは後に「あれは○イージではなく、むしろさいとうた○をだな」と語っていました。






Giantがニクを上手に焼いている図



どうやらこのあたりはGiant達の根城らしく、Giantサイズの小屋や塀などがあり、あちこちにGiantがいました。


そこらじゅうに赤や黄色やらの各上GiantとGoblin。Dalnirに向かうにはまだ時期尚早だったらしい。せっかくなので観光がてらこのあたりで修行することとなりました。(引き返すのも大変ですしね)


Goblinのshamanは独自の化粧をしています。彼らがSoWの魔法を各個体に配っている模様です。
死闘を演じる4人
Giantもそうですが、森で出会うモンスターのほとんどは移動速度が非常に高いです。彼らを倒すことができたとしても、ものすごい速度で逃走を図ろうとするため、足止めの呪文をきっちり当てていく必要があります。


また、モンスターの密度自体もなかなか高く、次々と増援が現れては各個撃破していき、最終的にはプチ戦争状態にもなるかもしれません。

2012年3月27日火曜日

EverQuest:番外編「2box編成考察2」

前回の続き。

Attackers
  遭遇した敵をすばやく撃破し、自らはあまり攻撃を受けないよう華麗に立ち回る職業。MMORPGでもっとも人気の高い役割です。接近戦ではRogue,Berserker,Monk,Beastlordが得意とします。遠距離戦ではWizard,Necromancer,Magicianとなります。強列なダメージを叩き込み、爽快感があって楽しいですが、一番Mercenaryに任せてしまって大丈夫な役割でもあります。この辺りの選択が一番の悩みどころかもしれません。MercenaryではRogueとWizardが選択できます。

Rogue
  最強クラスの近接攻撃能力に加えて、Sneak&Hideによる高いステルス性を持ちます。ダンジョンの偵察、敵のPull要員としてはMonkと甲乙付けがたく、優秀な専門職です。弱点はBackstabという能力の特殊性で、敵の背後をとらなければ十分な火力を提供できないことです。そのため、Chainmailを装備しているにもかかわらず、彼らは緊急時のSub Tankとしては不適格なのです。2boxで遊ぶ際にもこれは地味に操作量の増加として響き、少々面倒に感じるかもしれません。一方ライバルのMonkは防御力こそ見劣りしますが、どのようなポジションでもしっかりとダメージを与えるため、この点で有利不利が分かれています。EQで唯一武器に毒を塗ることができる職業で、その威力はとても強烈です。Free memberでも作成可能です。

Berserker
  Rogueの特性をひっくりかえしてみたような職業です。遊んだことが無いのであまりえらそうなことは書けません。RogueのBackstabとは逆に、敵の正面から攻撃を加えて活躍する職業です。これの利点はいうまでもなくSub Tankをしながらattackerの役割をできることですが、その代償として常にBlockやParry、Riposteの脅威に晒されます。この点から、attackerとしてはRogueに一歩譲ってしまうのかもしれません。ステルス能力はありませんが、Leg Cutという技で鈍足効果をもたらせたりと、柔軟性を持ちます。

Monk
  近接系でもっとも軽快な動きをするAttacker。回し蹴りや正拳突きなど、独自の攻撃モーションで楽しめます。攻撃力が高いのは当たり前ですが、Monkはさらに死んだ振りの能力ができます。日本でいうところの修行僧なのに、なぜか彼らはこの能力が得意な職業です。ひょっとして欧米での僧侶達の修行は、このちょっと情けない奥義の練習から全てがはじまるのかもしれません。すばらしいattackerであると同時に最高のPullerでもあります。弱点は、重い荷物を持つと能力が低下してしまうことです。相棒に荷物持ちをやらせましょう。HPはある程度伸びますが、皮装備なので緊急時以外でのTankは厳しいかと思われます。

Beastlord
  一風変わったHybrid系Attacker。MonkとShamanの中間に近い職業です。本体の近接攻撃能力自体は低く、Bardとほぼ同程度となっております。主役は彼らが使役するペットで、Beastlordはこれを支援するための様々な魔法を習得します。覚える魔法の系統はShamanにそっくりですが、Hybrid故に威力は下回ります。ENC、SHMがいない場合のSlow要員として働くことができます。Petはなかなかに頑丈で、自身もpet専用の回復魔法をCleric並みの速度で覚えるため、Sub Tankをやらせることも可能です。Monkにあるような、重量物による能力の低下はありません。皮装備に加えてHPの伸びも悪く、本体がやられやすいのが弱点です。死んだ振りはできません。

Wizard
  強力な重い一撃を繰り出すことができる、魔法系Attackerの王様です。マナの要領さえ許されるならば、すばらしい攻撃力を提供してくれます。その特性故に操作量もattackerでは比較的少なく、Free memberでも作成可能な点も良いでしょう。それ以外にも範囲SnareやEvacなどの呪文を持ち、他のattackerとは便利さで差をつけます。王道ゆえに弱点もわかりやすく、引っ叩かれるとすぐに地面に転がることになります。魔力が枯渇すると、とたんに村人と化します。

Necromancer
  こちらはじわじわとゆっくりダメージを与えることを得意とした職業です。FearやDarknessなどの小技も得意としており、UndeadにはMezを使えるなどの柔軟性も持ちます。使役するPetも強力で、Rogueの特性を持つものも存在します。Solo性能では最高の能力を持ちますが、人数が増えるに従って地味な印象を持たれてしまうのが弱点といえるでしょう。死んだ振りによる生存性、Summon Corpseなどの補助など。トリッキーな職業のため、かなり操作量が必要と思われます。

Magician
  Druidとほぼ互角の攻撃呪文に加えて、いくつかバラエティに富む4種類のペットを扱うことができます。戦い方はBeastlordに似ていますが、こちらは本体が遠距離戦を主体としている点で違いがあります。Shamanよりも優れたMalo系の呪文やDruidよりも優れたDamage Shield等、補助も得意としており、Call of Heroは屈指の便利さを持つこの職業専用の魔法です。更にペットやプレイヤーキャラが装備できるアイテムを召還することも得意としており、なにかと痒いところに手が届くナイスなお方でもあります。その特性から魔法使いやペットを持つ職業と相性が良く、それらを組み合わせてみると有効でしょう。

Support
 攻撃でも回復でも盾でもなく、支援を主体とした職業郡。EnchanterとBardの2種類のみです。Mercenary(2012年3月現在)では代用できません。このゲームはあまり範囲攻撃を得意とした職業がおらず、また尋常でない数の敵が一度に襲い掛かってくることがままあるため、一時的に無力化させるMez系魔法や、攻撃の速度やその質自体を落とす魔法が重要となっております。ダンジョンやRaidでの攻略ではWarriorやClericに続いて「必須」とされてきた職業だけに、2boxに組み合わせる価値は十分にあると思います。しかしその特性上、敵の数が増えるに従って異常な操作量が負荷としてかかってきます。モタモタしていては本末転倒なため、うかつな手出しも危険なのです。よく考えて選択すると良いでしょう。

 Enchanter
  EQで一番集団戦に強く、そして単体では一番非力な職業でもあります。彼らの主な仕事は味方キャラクターの強化と、敵の弱体&無力化にあります。味方にはClarity,Haste,Illusion。敵にはMesmarise,Charm,Slow,Tash,Stun。それ以外の能力は皆無に等しく、その運用に当たっては知識と経験が必要となってくるでしょう。あまりにも万能すぎるため、いろんな職業と仕事が被り、そして彼らを廃業に追いやってしまうニクいやつでもあります。この職業を選ぶ場合、基本的にShamanとBeastlord、Bardを相棒に選ぶのはナシになります。

Bard
  EnchanterとWarriorのhybrid。しかしながら魔法使い的な部分が強く、近接攻撃力は最低クラス。Plateこそ装備できるものの、魔法使い並みにHPが低いためTankにも不向きです。彼らの扱う多くの歌は範囲効果を持ち、味方の数が多いほど有効です。歌の運用にあたっては、Jugglingという独自の作業が必要なため、近接攻撃能力もあってEnchanterよりも更に忙しい職業でもあります。基本的にEnchanterより支援能力が劣りますが、その歌のほとんどがマナを消費しないため、一長一短といえるでしょう。また、すばやく走ったりできるため、Pullerとしても活躍できます。